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2021年上半期のおススメ本発表!

恒例のオススメ本紹介コーナーです♪

今回は、5冊選べなかったので、
上半期でハマったオススメ作家さん3名を発表!

※ちなみに、
 2020年下半期のおススメ本ベスト5
 https://plug-in01.com/topics/archives/72
 2020年上半期のおススメ本ベスト5
 https://plug-in01.com/topics/archives/48

元々好きな作家さんの本はもちろん随時チェックしますが、
それ以外もどんどん新しい出会いも求めており、
いろいろなジャンル・作家さんに手を出しています。

その中で、今年に入って初めて読んでハマったのが、以下の3名の作家さん。
今更?という方もいらっしゃいますが、
個人的にハマったポイントをご紹介します!

その作家さんは、こちらです!!!




第1位 柚月 裕子さん
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最初に読んだ「盤上の向日葵」の面白さが、今年一番の衝撃でした!
あまり事前知識なく読み始めましたが、上下巻を一気読み。
「盤上の向日葵」は、タイトルからわかるように将棋のお話ですが、
将棋に詳しくない私でも引き込まれました。
先が気になって気になって…
仕事のちょっとした合間にも読みたい!でも大事に読みたい!
そんな作品でした。
ネタバレになっちゃうので内容には触れませんが、
ジャンルで言えば、「社会派ミステリー」かな。

この作品でハマって、その後も彼女の作品を続けて読んでいます。

次に読んだ「佐方貞人」シリーズは、3作読みましたが、どれもオススメです。
中でも1作目の「最後の証人」は、最後の20ページで号泣しました。
電車の中で読み終わりそうなところを、
はやる気持ちを抑えて家でゆっくり読んでよかった。
たった300頁の小説なのに、すごい壮大なドラマを観たような重厚感でした。
法廷モノが好きな方にはさらにお勧めです。

柚月さんの作品は、他にもたくさんありますが、どれも面白そう!
ちょうど映画が上映されているので『孤狼の血』も読みたいなと思っています。


第2位 綾辻 行人さん
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ミステリー好きのくせに、綾辻さんの作品は、実は読んだことがなくて。
今更ですが「十角館の殺人」を読みました!

「十角館の殺人」は、言わずと知れた綾辻行人さんのデビュー作です。
ミステリーファンなら誰もが知る名作中の名作で、
「日本ミステリ史上の傑作のひとつ」とまで言われています。
そんな事前知識はあったので、ワクワクしながら読みました。

しかし、登場人物がカタカタなので、
最初はなかなか名前を覚えられないくて…
手帳にメモしながら登場人物のイメージを頭の中で作りながら読みました。
この中の誰が犯人なのか??推理しながら読むのが密室ミステリーの醍醐味ですよね。
ものすごく注意して読んでいたのに、トリックはわかりませんでした(〃∇〃)
分かった時の快感がたまらないので、むしろ騙されたい!
という方(←私)には、超オススメです。
私はキレイに騙されたので、頭をクリアにしてもう一回騙されたい(笑)

この「館シリーズ」も全9作が発行されているので、これから順番に読んでいくのが楽しみです♪


第3位 太田 愛さん
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脚本家で小説家の太田愛さん。
人気ドラマ「相棒」の脚本家としても有名ですよね。

小説はまだそんなにたくさん書かれていないのですが、
「犯罪者」を読んでハマりました。
登場人物が多くて最初は戸惑いましたが、人の描写、場面の描写が丁寧なので、
まさに映画を観ているような感覚でした。

通り魔事件、巨大食品企業、政治、難病…
上巻は謎、謎、謎、謎…の展開にワクワクし、
下巻は徐々に真実が明らかになりつつ、二転三転する展開にハラハラドキドキしました。

取扱うテーマは重いのですが、極上のエンターテイメント作品でした!
これもシリーズ化されているようなので、『幻夏』『天上の葦』も読む予定。

この半年も、素敵な本にたくさん出会えて幸せでした!
それにしても、読めば読むほど読みたい本が増えるのが悩ましい…
今年の後半も、仕事の合間の読書時間、楽しみたいと思います。

皆さんも楽しい読書ライフを♪

2021/09/13   小塚 真紀子
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